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外装用タイルは磁器質の焼きもので、きわめて強く、しかも建築物に美しく上質な外観を与えることができます。私たちは時代の流行や感性にアンテナを張り、また多くの建築家や設計者の要望やご意見を参考に、現代の建築にマッチした新しい質感・色調を持つタイルの開発・生産に努めています。ここでは発売以来『セラメッセならではの独自なテイストを持っている』と好評価を頂いたいくつかの製品サンプル帳をご紹介します。
ここ笠原での建築用タイル生産は、昭和35年頃、戦後復興の住宅建築、都市再開発と共にピークを迎えます。もともと『美濃焼』の伝統と技術を持つ当地では、多くのタイルメーカーが生まれ、それぞれ独自の技術を生かして装飾性豊かな「モザイクタイル」を世に送り、戦後復興の夢を担った住宅のインテリアを華やかに彩りました。当社の設立・創業もこの時期で、子供の頃、私の身の回りにはキラキラ輝く色とりどりのタイルがあふれていました。しかし、物心ついた青春時代の私にとって、昔ながらに汗にまみれて土を高温の窯で焼くというタイルづくりは近代産業とは縁もゆかりもない古くさいモノづくりに思え、長男として家業を継ぐという宿命をむしろ疎ましく感じたものでした。
特注品製作プロジェクトは、まず設計者や施主様が思い描き、創造しようとしている建物のイメージに、どこまで近づけるタイルを提案できるか、この点をもっとも重要視して製作に取り組みます。設計者の感性にぴったりと重なり合うことは至難ですが、少しでも近づき、納得いただけるものを生み出すための試作を行い、提案することを心がけています。タイルは、その製造方法と釉の組み合わせによって、様々に表情を変え、機能面でも違いを生じます。そのため私たちは、色づくりに際して、その現場の環境、周辺の状況も考慮して、より美しい張り上がりと、完成時の景観がいつまでも保たれるように「タイル製造のプロ」としての経験や工夫を織り込んだ試作品提案を行います。
2011年7月、宇宙開発の壮大な夢を担ったスペースシャトルが、その30年の歴史にピリオドを打ちました。同じ時期、私たちの世代のエンタメのバイブルだった情報誌『ぴあ』もインターネットという情報テクノロジーの渦に飲み込まれて廃刊になりました。時代はどんどん変わります。私たちは今その猛烈なスピードを実感しています。父から引き継いだ「丸松製陶」という骨格に「セラメッセ」という筋肉をつけて今日に至った私たちは、これから迎える若い方々の感性や情報収集力を企業の新鮮な血液として、未来に向かう推進力となることを期待しています。
「良いモノを見る」ということは、見た目の「モノ」を見ているのではなく、その先の「人」を見ることに繋がる。私たちはタイルメーカーとしてのモノづくりの前に、常に人に使われる製品を創り出す目を養っています。新入社員教育の一環として、まずはセラメッセの製品が実際に使われている現場を見学します。この新人研修で「社会の中に根ざしたタイル」を体験することで、後の「タイルのプロフェッショナルになる」きっかけになることを期待しております。
専門分野の講師を招いて、社内で定期的にセミナー及び講座を開催しております。
私たちは年間の様々な行事を通じて社員一丸、仕事以外でも真剣に楽しんでおります。
誰かが読んで感動した本を紹介して購読希望者に配布する。ミニ社内報をつくって会社や社員の動向を知らせる。長年会社に尽くしたベテランの定年を祝福する。仲間の結婚や出産をみんなで祝う。そして夏休みや年末の慰労イベント……私たちは家族よりも長い時間を共にする仲間とのコミュニケーションを大切にします。
出会い・慶事・体験・笑い・そして、別れ。時代の流れとともに、タイル製造という共通の職の元、人も製品も様々な経験の中、流れていきます。
私たちの会社では、市場の動きに目を凝らし、ユーザーの声に耳を傾けて「いま求められている製品」を全社一丸となって開発しています。明快なコンセプトから生まれた製品は、建築・設計関係者から高い評価を頂き、高感度なマンション・住宅に数多く採用されています。あなたの新鮮な感性を、意欲的な行動力を、あるいは培ってきた経験と技術を、セラメッセのフィールドで開花させてください。
OUTLINE
社 名 | 株式会社セラメッセ CERAMESSE CO.,LTD. |
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設 立 | 1960年8月1日 1997年9月1日 株式会社セラメッセに社名変更 |
所在地 |
本社 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町1249 TEL:0572(43)3211(代) FAX:0572(43)5026 |
資本金 | 5,000万円 |
役 員 | 代表取締役 水野 俊太郎 専務取締役 水野 忠已 常務取締役 中島 克巳 監査役 水野 則子 |
従業員数 | 52名 |
事業内容 | 建築用磁器質タイル (外装用タイル・床用タイルモザイク タイルの製造販売) |
敷地面積 | 28,000m² |
生産能力 | 60,000m²(月産) |
製造設備 | ※ トンネルキルン 1基 ※ 全自動油圧プレス 3台 ※ 自動原料供給ライン 一式 ※ 役物用自動ライン 一式 ※ タイル品質検査設備 一式 |
施 設 | 社宅・社員寮 |
取引銀行 | ※ 十六銀行 多治見支店 ※ 東濃信用金庫 笠原支店 ※ JAとうと 笠原支店 |
HISTORY
現本社所在地に第1工場(本社工場)を建設し、トンネルキルンを築炉。磁器質施ゆうモザイクタイル(8分角タイル)を製造、国内販売開始。資本金200万円。
国内販売と並行して増加する輸出市場へ販路を拡大。通産省より輸出貢献企業として表彰を受ける。資本金2,300万円に増資。
第1工場南に第2工場(面積8,020m²)を建設。月産能力40,000m²のトンネルキルンを築炉し、生産量拡大をはかる。 資本金5,000万円に増資。
本社工場に隣接して厚生会館を建設。社員の福利厚生を目的として、食堂、講堂、図書室、娯楽室等の設備を備える。
第2工場隣に、第3工場(面積7,950m²)を建設。月産能力37,000m²のトンネルキルンを築炉し、6分二丁タイル(LL)の生産を開始。住宅着工件数増加に伴って全国に販路を広げる。
国内販路の拡大と安定を目的に特約店会「松友会」を発足。内装用モザイクタイル「ニューダイヤ」および年々増加する床タイルの需要に応えて「エルザ」「リッチ」等、磁器質床タイルの製造・販売を開始。
通産省より日本工業規格表示許可工場に指定され、社内標準化、歩留まりの向上、高度な品質管理を推進。また大型タイルの需要に対応すべく、第1工場の焼成炉を改築。最新 の製造ラインを備えて新製品の研究・開発に着手。
TQC(全社的品質管理)を導入。さらに高品質で均一な製品づくりと生産性の向上をはかる。また100角、100角二丁の2形状に豊富なカラーバリエーションをもつ「セワード」を発売し、好評を博す。
第2工場を改築し、将来的な設備対応に備えるとともに、研究室を増設する。
下原工場新設。
打放しコンクリート用装飾タイル
「セパット」を開発、販売する。
創業40周年を機に、「株式会社セラメッセ」に社名変更。
本社隣に物流センターを開設。
第2工場の設備を更新。「煉瓦邸」「スペイン紀行」を発売。
「スペイン紀行II」を発売。
「やきもの工房」「砂の造形」を発売。
「昭和建築倶楽部」
「土もの調律」を発売。
「マイ・ランドマーク」を発売。
「青銅の洋館」を発売。
セラメッセ通信創刊
「モダンリビング」を発売。
「石彩館」を発売。
「W・A・C・O・N」を発売。
「早春賦」を発売。
リーマンショック
「クールアイランドタイル」を発売。
「グラスアルファ」を発売。
「SAKURA」を発売。
「モダンアーキ」を発売。
「アパレイユ」を発売。
「粗らし土」を発売。
「クール&クール」を発売。
「煉瓦邸ボーダー」を発売。
「ジパング」を発売。
「ビタミン」を発売。
新JIS認証工場に認定。
「ビューワ」を発売。
「キラリ」を発売。
「アレグレット」を発売。
「デイ・バイ・デイ」を発売。
「ビューワベーシック」を発売。
ザ・タイルショップ開設