社員メッセージ 社員メッセージ

1%の湿度の違いで仕上がりが変わる。
そこがむずかしさであり、おもしろさ。

タイルは焼き物ですので、釉薬(ゆうやく)と呼ばれる塗料を吹き付けて焼成することで製品となります。私が担当しているのは、そのタイルの施釉と設備のメンテナンス。施釉のむずかしさは、昨日と同じ方法をとったとしても、まったく同じ製品にはならないところ。生地によって水分量が異なりますし、釉薬を吹き付けるノズルの角度やその日の気温、湿度、水と釉薬の配合の割合、粘性などで仕上がりが変わります。自動化されているとはいえ、そこは人の技術や勘が試されるところ。そこがむずかしさでもあり、この仕事のおもしろさでもあると私は考えています。今後の目標は、製品の“むら”をもっと少なくすること。現在の方法ではおそらく限界があるため、設備の改良や方法そのものの開発にも取り組んでいきます。

製造 土屋

他社が「できない」と言ったタイルを、
1年かけて実現することもある。

マンションや病院、学校、ビルの外装などにつかわれるモザイクタイルを製造しています。製造の使命は、「伝統を受け継ぎながら、建築と都市景観に貢献していく」という企画営業や開発の想いをカタチにして世に出していくこと。ときには、他社が断ったようなタイルの製造依頼が来ることもあります。そんなときも断ることなく、まずやってみるのが私たち。何度も試作をくり返し設備を改良しながら、1年かけて実現するなんてこともあります。その製品だけ見れば生産性は低いかもしれません。しかし経験上、その依頼を受けたことが信頼となり、リピートや別案件の依頼をいただくことがほとんど。他社が断るものほどチャンスなのかもしれません。タイルと一言で言っても流行があり、20年前と今とではデザインも質感も違う。慣れてくると見ただけでいつのタイルかがわかるようになります。タイルに少しでも興味を持ったら、ぜひうちへきてください。

製造 木股

営業職
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